皆様、いつも当事業所＜げんじの里＞への温かいご支援、誠にありがとうございます。
最初のホーム「みおつくし」が開業したのは2018年。その後、「さわらび」「あおい」「わかな」「こちょう」と利用者様が増える度にホームを増設してきました。

女性障がい者の多くは、親御さんの深い愛情から彼女たちを見守り続ける傾向があります。
この姿は美しい一方で、そこには「親なき後」の問題や、突然の自立を迫られる可能性が潜んでいます。

私たちは＜げんじの里＞を開業することで、そうした心配を早期に解消する場を提供したいと考えています。
すなわち、彼女たちが社会とつながることを恐れず、若いうちから自立の種をまき、自分の人生を自らの手で切り開く経験を積み重ねていくための場を提供することです。

これは、彼女たち自身が自己実現できるよう、安心して成長し続けられる環境を作り出すことに繋がります。
私たちのホームがご家族様や地域社会から深く信頼され、利用者の方々が新たな生活を楽しむ場として受け入れられている様子を目にする度、胸が熱くなります。
家庭とは異なる環境で、彼女たちが人生の新しい章を切り開く姿は、勇気と希望に溢れています。

＜げんじの里＞は、女性障がい者の方々が安心して生活できるように、そしてご家族が安心して愛する娘さんを任せられるように、細やかな配慮を行ってまいりました。
ホームごとの個性を大切にしながら、共通するのは「暖かい家庭のような雰囲気」です。

これからも私たちは、彼女たちが社会とつながりながら自立し、生活の質を高めていくサポートを続けます。
新たなホームの開設、サービスの拡充、そして地域との連携を通じて、より多くの方々にとって価値ある存在であり続けたいと願っています。

これまでのご支援に深く感謝し、今後とも＜げんじの里＞に温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。